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辛い対人恐怖症(社会不安症)をどうすればいいのか

心も身体も思い通りには動かない辛い対人恐怖症(社会不安症)


初めて合う人と自然に交流したい。
人前でも堂々と話したい。
仕事でばりばり働きたい。

できる人から見れば「やればいいじゃん」と言いたくなるかもしれませんが、やりたいという自分の意志とは別に、心も身体も思い通りに動きません。

いつもありがとうございます。
【ひといちばい敏感で感受性の強い方(HSP/HSC/エンパス)の専門セラピスト】
坪田です。

先日も、結婚したいけれど出会いの場に行くことができないとのご相談を頂きました。
そろそろ年齢的にタイムリミットが近づいてきて焦るけれども、出会いの場に行けない。
めっちゃ気合い入れて出会いの場に行っても、緊張して話せないし、心拍数上がるし、疲労感が尋常じゃないとのことでした。

やりたくないなら回避すればいい


自分の意志とは裏腹に、言うことを聞かない心と身体。
この状況、よくわかります。

私は、ず〜っと人前で何かを表現したいと思ってきました。
例えば、プレゼンテーション。
頭の中では、とても楽しく、わかりやすく、笑いも含んだプレゼンテーションが完成しているのです。練習もしっかりして、これ以上できることはありません。

そして、迎えた当日。
始まる1時間異常前から緊張が遅い、何度もトイレに入ります。
時間が迫れば迫るほど、緊張感は増し、手足は震えます。
始まると自分の頭意外は無くなったように、まさに上がってしまうのです。

内容はイメージしていたものには程遠く、また記憶も曖昧。
情けなさと、異常な疲労感だけが残ります。

やりたくないなら、やらなければこのような体験はしません。
やる必要がないなら、逃げてしまいたい。
でも、それができないから悩むのです。

先日のクライアントさんも、結婚を諦めればこのような体験をしなくてもいいのですが、簡単に諦められない想いであるのは言うまでもありません。

辛い対人恐怖症(社会不安症)をどうすればいいのか


対人恐怖症をどうにかしようとする場合、薬物療法や認知行動療法などの心理療法があり、これらによって症状が改善する方も多くおられます。一方、症状が改善しなかった方や、薬物療法や認知行動療法などの心理療法を選択しない方も多くおられますから、その方に向けた新たな視点での提案です。

先ず、対人恐怖症の症状を感じているときの、その感情や身体感覚について。私たちは、これらを自分のものと思います。
しかし、生まれてからの経験を丁寧に聞き取っていったとしても、多くの場合、どうにもできない程の感情や身体感覚を感じるような経験がないのです。

対人関係で失敗した経験や、人前で恥をかいたような経験はあるかもしれません。
でも、それは今の対人恐怖症のきっかけになるにはインパクトが弱いのです。

また、生命に関わるような恐怖体験をした場合、その記憶が思い出せなくなることがありますから、記憶にないだけの可能性もあります。しかし、そのような雰囲気も感じ取れない場合の方が遥かに多いのです。

生まれてから現在に至るまで、対人恐怖症の原因となる出来事がない場合、それはどこから来たのでしょう。生まれ持った気質や性格なのでしょうか。
確かに、生まれ持って上りやすい、人付き合いが苦手な人もいるでしょう。でも、いわゆる対人恐怖症の症状ほど酷くなくてもいいはずです。

ここで、ファミリーコンステレーションでは基本的な理論となっている「3つの感情」が役に立ちます。3つの感情とは「一次感情」「二次感情」「転移した感情」です。

一次感情と二次感情


例えば、
車を運転していて、自転車が急に飛び出してきたとします。
あなたは「瞬間的にブレーキを踏み回避」します。
その後、①「もし衝突していたらと恐れの感覚を感じ」、それから②「飛び出してきた人に対して怒り」が湧いてきます。

この①が一次感情で、②が二次感情です。
つまり、一次感情とは、瞬間的に沸き起こる原初的な感情であり、二次感情とは自分を守るために沸き起こる感情と言えます。

転移した感情


そして、3つ目が③「転移した感情」です。

①と②は、自分で感じている感情です。
転移した感情は、過去の誰かが感じた感情を、今を生きる自分が感じた感情。
何を言ってるの?となるかもしれません。

しかし、今を生きる私たちは、①や②よりも、③を感じていることの方が多い。
特に、自分ではどうにもできないような、強い感情は③であることが多いのです。

どういう理論でどのように起こるのか。
それを書き始めると、あまりにも長くなりそうです。
ですから、今回は一つの例を書きます。

あなたの祖母が、第二次世界大戦時、焼夷弾が雨のように降る空襲の中を逃げ惑い、命からがら生き延びたとします。その次代を生きていない私たちは、それを「ふ〜ん」と聞いてしまいそうになりますが、少し思いを馳せると、言葉に出来ないほどの恐怖であり、死が目の前にある瞬間です。

その後、祖母はその体験を心の奥底にしまいます。これは、生存本能的なものです。生きていくためには、その恐怖を感じ続けていることは出来ないのです。

この状態を例えるなら、心の半分を凍りつかせ、残りの半分で日々を過ごしていく。

これを後の世代である、子や孫は感じ取り、少しでもその恐怖を肩代わりしたいと、今を生きるあなたが、恐怖を感じるのです。

辛い対人恐怖症(社会不安症)を生まれ持った自分のものとし続ける


転移する感情。
こんなのは、眉唾でオカルトで、そんなことはないと思われるでしょうか。

だからといって、私は議論したり、説得するつもりはないのです。
ただ、この転移する感情というものに、ピンと来る方、必要とされる方に届けばと願っています。

そして、この転移する感情は、思考や知識で解決できるものではありません。
生存本能と親や祖父母に対する深い愛情によって行われていることですから。

ですから、興味を持たれた方は体験セッションもありますので、ぜひご活用ください。

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